従妹が教えてくれたこと・高齢者の悩み~お荷物の自分~

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従妹が教えてくれたこと

識子さんの従妹が亡くなった時のお話です。従妹はキリスト教を信じていましたが、母親に宗教がむちゃくちゃになるから洗礼は受けてはダメと言われて受けていません。従妹はイエス様のところへ行きたいけれど十字架を持っていないのが心配になり、お葬式で識子さんに「十字架がなくても、私、イエス様のところに行ける?」と聞きます。

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高齢者の悩み~お荷物の自分~

100歳近い利用者さんのお話です。ある日訪問すると、部屋が真っ暗で元気がありません。「はよ死にたい」とまで言います。識子さんは利用者さんの元気が回復する話をしてあげ、利用者さんはすっかり元気になりました。極端に心が弱っている人には、冗談が逆効果になることもあるため、くさいと思うセリフでも正直に接することが大切だと教えてくださっています。

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慰め方

いつも思いますが、識子さんって人を元気にしてあげたり、気持ちよく話をさせてあげたりする天才ですよね。私もそうでありたいと思いつつ、人によって感じ方もちがうので本当に難しいと思います。

以前、私がいた福祉施設である女の子のちょっとした悩みを同僚と一緒に聞いていました。女の子はかなりボリュームの出る天然パーマをしていて、それが嫌いだと言ってとても気にしていました。それを聞いて私は共感とか傾聴方向の答え方を考えていましたが、それを言う前に同僚が「えー、もったいない!その髪、フランス人形みたいで、めっちゃかわいいやん!」と言ったのです。それを聞いた女の子の顔はパーッと一気に明るくなりました。「ああ、なるほど、そうするのか!私のしょーもない意見言わなくて良かったー」と心底思い、大変勉強になった出来事でした。