かなり前ですが、冬の寒い朝、伏見稲荷に子ども2人(小学生)を連れて行った時のことです。
伏見稲荷の通路は狭めで大人が2人並んで歩くと道幅いっぱいになるので、すれ違う時は1列になって譲り合う感じで歩きます。その日は私が前を歩き、すぐ後ろに子どもたちが2人並んで歩く形で稲荷山に登っていました。
すると突然、子どもたちが「ママー!」「ママー!」と呼ぶのです。
私「どうしたん?」
子1「今、ママの頭から白いのがヒューって飛んでいった!」
私「え?」
子2「最初、ママの頭に白いのがモクモクってなってて、ママの息めっちゃ白いなと思っててん」
子1「そうそう、息白いと思ってた」
子1.2「それが急にヒューって飛んで行った!!」
よく聞くと私の頭に頭全体を覆うほどの白い雲のようなものがかかっていたそうです。それを白い息だと思って見ていたら、それが突然、飛んで行ったので驚いたということでした。私本人は視界が白いということも、違和感もなかったので、にわかには信じられず、「いくら寒いからって頭の後ろの方まで白い息が見えるわけないやん😅」という感じで受け流していました。
でもその後も子どもたちは伏見稲荷に行くと、「あれ?」と走り出して、通路脇をキョロキョロして「白い尻尾が見えたんやけどな・・いないな・・・」と言うこともあったので、子どもって見えるんだなと思っていました。
それがですね、それから随分と経った先日、私が一人で稲荷山を登っていた時、私の5メートルぐらい前方で、高さ2メートルぐらいのところに、右から左にヒューっと飛ぶ白い雲が見えたんです😮
「あれかー!」と急いでその雲を追うように森の中を覗き込んでみましたが、それっきり何も見えませんでした😓
大人でもふとした瞬間に見えることもあるのですね。