人間関係・感情

感情

桜井識子さんのブログの中で人間関係・感情に関するお話を集めました。識子さんの周りにいた人々の行動や会話を自分や自分の周りの人々と重ね、人間関係や感情をを俯瞰して見ることができるようになります。

私もこのブログに出てくる”自分の小さな「箱」から脱出する方法”という本を読んだことがあります。自分を正当化するために、何もしていない相手を悪い人のように作り上げてしまうって怖いですね。最初の自分の気持ちを裏切るとこうなってしまうのですね。

自分だけサボるなどのズルをする人ってどこにでもいますよね。手柄を横取りする人もいます。曲がったことが許せなくて怒りが収まらない状態を識子さんは「感情の無駄遣いをしているなぁ」と思うそうです。私も自分の時間を嫌な人のために使うのではなく、楽しいことや大切な人との時間に使いたいなと思います。(努力中😁)

「内緒話を勝手にしゃべられた」と怒る人についてのお話です。まず、勝手に重大な話をし、「誰にも言わないで」と強制する権利がない。聞かされた方にも約束を守らなければいけない義務がない。重大な話を喋った方に落ち度があると理解することが大切というお話です。

夫の愚痴を言う2人の女性のお話です。識子さんが他の面からも見るように上手に気づかせてあげておられます。本当はありがたいことで感謝すべきなのに、それが当たり前、もしくは当たり前以下になってしまうことがあります。たまには世間を広く見渡して、再確認をするのも大事というお話です。

自慢話についてのお話です。自慢話をしても、相手が感じるのは憎しみや嫌悪感ですから一瞬だけ気持ちよくても割に合わないというお話です。卑下自慢という自慢もあるそうです。自分を卑下しておいて、相手に「そんなことないよ」と言ってもらおうとするものです。自分の自慢を相手に言わせるというたちの悪い自慢です。

「それはおかしい」と言える人と言えない人がいるというお話です。言える人には「人を正してあげる」という役割がありますが、恨まれる可能性もあります。言えない人は言わないことで嫌な思いをするかもしれないけれど言うほうがストレスになるなら無理する必要はないそうです。

順調に難関大学に入学した男の子が引きこもりになったお話です。ネットで知り合った女の子に会いに行くために、引きこもりから脱し、コンビニでバイトを始めます。でも男の子のお母さんは「コンビニなんて・・」と不満に思っています。いつも思いますが、識子さんって上手に人の視点を変えてあげて不満や不安を取り除いてあげる天才ですね。

識子さんの職場にいた若くて顔がとてもかわいい女性のお話です。かわいいのにいつもイライラしているので黙っている時の顔が識子さんには般若に見えます。イライラしている人や不平不満を言っている人は「どうしてこうなるの?」と悩んでいるようで実は自分が ”したくてそうしている” こともあるようです。

識子さんに届いたメッセージのお話です。その女性は母親から虐待を受けて育ったそうです。その影響で今でも精神が不安定になります。母親を許さなければと思うけれど大変苦しいという相談です。識子さんは「許せないうちは、まだ許さなくていい」と言われています。これは親だけに限らず、兄弟だったり、配偶者だったり、昔のイジメだったり、あらゆることに当てはまるそうで、誰も責めたりしないから、日々の生活をもっと楽しまれたほうがいいというお話です。