神仏 7

富士山

桜井識子さんのブロクの中で神仏に関するものを集めました。個別の神社仏閣のお話というより、どなたにも当てはまるようなお話です。

  

神仏 7

神棚と神社「話す」ことの違い

神社は一の鳥居をくぐったら、そこは神域なので心の中で話したことが、ちゃんと届いています。山岳系神社で登山口に鳥居がない場合は2合目か3合目まで登って、ここは神域だろうと思うところから話せば届きます。でも家の神棚は必ず柏手を打たないと聞いてもらえません。しっかり聞いてほしい時はロウソクを灯さないと明瞭に届かないこともあります。

ロウソクと祝詞について

「神棚と神社「話す」ことの違い」の続きです。締めの柏手を打ったらロウソクの火は消していいそうです。識子さんのCDを使った手の合わせ方も紹介されています。

境内社とは

境内社には神様が「いる」お社と「いない」お社があります。さらに「いる」お社は、①境内社の神様が、境内社にずっと鎮座1しているお社と ②境内社の神様だけれど、本殿に行って、本殿でご祭神と一緒にお仕事をしているお社の2パターンがあります。

神様がずっと鎮座している境内社

「境内社とは」の続きです。「いる」境内社の中で、境内社に神様がずっと鎮座しているというタイプは静岡県の来宮神社にある「三峯社」のように、勧請もとの神社の「ご祭神の代理である」という意識が強いです。

神様が本殿でお仕事をしている境内社

「神様がずっと鎮座している境内社」の続きです。「いる」境内社の中で、日中は本殿に行って、ご祭神のお仕事を手伝っているというタイプの神様は本殿が激務のため、手伝っていたり、自分が入っている境内社に参拝客がほとんど来ないため手伝っていたりします。

本殿と境内社での願掛け

「神様が本殿でお仕事をしている境内社」の続きです。本殿と境内社に別々のお願いをしてもいいかどうかについての答えです。独立性を保っている境内社の場合、もうひとつお願いをしても問題ありません。圧倒的に多いのは独立型境内社です。ふたつお願いがある時は、「独立した境内社だと思っているので、別の願掛けをさせて下さい」とお断りをすれば大丈夫です。

神様に喜んでもらえる参拝

参拝の時に自分に厳しい読者さんからの質問に答えておられます。「自分に厳しくする、そのことに意識を集中するのではなくて、神様に喜んでもらうことに意識を持っていくことがおすすめです。」

境内で硬貨を拾うこと

境内では何も持ち帰ってはいけないのですが、硬貨だけは別で、〝交換をすれば〟OKなのです。硬貨を拾う、ということは、神様の歓迎、好意の表れですから、たとえ1円玉だったとしても、大喜びしていいことなのです。